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近況

開き直って第5話Part3を制作中です。

002

画像はその一コマ。右がだるき屋のグリフィス隊の整備班長の小川さん。左は律子の副官ですね。
顔グラは、顔グラメーカーというフリーソフトで制作しています。

目標は今月中のup。

新シリーズです。

息抜きがてら、新シリーズを始めてみました。


知る人ぞ知る名作、アイレムの「桜坂消防隊」とim@sとのコラボです。
投稿初日でコメントが50を突破して、自分としては狂喜乱舞と言ったところです。
コメントをくださった皆様には、この場を借りてお礼を申し上げます。


さて、息抜きでない方のiDOL COMB@T-SoD-ですが、こちらは最新話である第5話Part2の
書き直しを行っています。

コメントで「誰の視点による会話か判りづらい」を頂きましたので、その辺りを踏まえて色々と
修正中です。シナリオも含めて。
今月中には公開したいと思っています。

下に改訂版のシナリオの下書きを書いておきますので、もしよろしければご意見ご感想をお願いします。

■注意■下書きのために色々と不完全です。また、Part3の部分も含まれているので、ネタバレが嫌だという方はご注意ください。

以下下書き。


第5話Part2改訂版

―貴女のお名前と、当時の所属部隊を教えてください
エイミー・マクホーン陸軍中尉。デイビス隊・・・オーレリア陸軍第5師団 第052歩兵連隊 第0521大隊 O中隊 O22小隊所属。

―スタンド・キャニオンでの戦闘について、お話をお願いします。
ん?スタンド・キャニオンでの戦いのこと?あぁ、よく覚えているよ。
私はその時、谷――つっても、谷と言うよりはメサって言う方が正確なんだろうけどさ、まぁいいや。
ま、とにかく。私の部隊は谷の西側の塹壕に布陣して、レサス軍とにらみ合いを続けてたわけよ。
包囲されてから2週間。武器も弾丸も、薬も包帯も、食料も水も、何もかもが足りなかったよ。もちろんタバコも。それが一番きつかったかな。
けど、何とかなるってみんな信じてた。
何故かって?
南部のパターソンって大都市を、味方が奪還したって噂が流れ出したんだ。
私は当時、小隊無線手だったから、その辺のことはよく知っていたよ。
最も、HQは不確定情報として扱っていたし、レサス軍も散々プロパガンダを流していたから、噂の域を出なかったね。
けど、あの時、あの戦いの直前に、噂は事実に変わった。

一番外周に位置する塹壕から、「レサスの使者が来た」って連絡があったんだ。
気になって塹壕からはい出ると、制服――あ、戦闘服じゃない方ね、それを着た若い士官が、白旗を抱えて歩いているのが見えた。
大あわてでHQに通報すると、ハマーに乗ったハイマン中佐――私たちデイビス隊の指揮官がやってきた。
お定まりの敬礼と互いの氏名官制名の交換が成されてから、二人の話し合いが始まった。
レサスの使者は、丁寧だけどやたら長ったらしい口調で、「レサスのHQは私たちの戦いを評価しているけど、お互いの被害が甚大であり、戦いは一切無意味である」って事を言った。いわゆる降伏勧告ってヤツだ。
すると、いつも無表情のハイマン中佐は笑って、こう言った。
「貴様等の降伏は認められん」って。
一瞬何を言ったのか判らなかったけど、言葉が租借されるに連れて、自然に笑いが起こったよ。周囲の塹壕からも、いつの間にかオープンにされていた無線からも、そして私自身も。
次いであんまよろしくないスラングが飛び交い、最後には国歌の大合唱さ。
それが冷め止まぬ中、憮然とした表情で去ろうとするレサスの使者に、中佐はこう付け加えた。
「今度の使者は、もっといい女を寄こせ。そうしたら貴様等の降伏を考えてやらなくもない」
また爆笑の渦さ。女の私から観ても、最高に格好良かったよ、あの時の中佐は。

レサスの使者が去った後、中佐は少し考え込んで、隣に立つ副官と二言三言言葉を交わした後、私の塹壕に歩み寄ってきた。
そして塹壕に潜り込んできて、「全軍に無線を繋げ」と仰った。
私が「既に全軍に繋がっております。先ほどのやり取りも、全てです。中佐」と答えると、中佐は満足そうににやりと笑って、無線機のマイクを手にした。
その時の言葉は、今でも一字一句覚えてるよ。

「スタンド・キャニオンに展開するオーレリアの全軍に告ぐ。ハイマンだ。
先ほどレサスの小僧が我々に降伏を求めてきたが、諸君等が知っての通り、私はこれを一蹴した。諸君等の中にはこの決断を疑問に思う者も多いだろう。だがしかし、私にはそうさせるだけの確信がある。
我が軍がパターソンを奪い返し、陸海空共に反攻の準備を行っているという噂、これは事実である。そして、再編された我らが戦友達が、今現在もここに向かっている!
優勢のはずのレサス軍が、降伏勧告を行ってきたのがその証拠だ。
奴らは既に攻勢限界に達したのだ!
補給物資の不足、ままならぬ補充で苦しんでいるのは奴らだ!
そこで、私は新たな命令を発する。
パターソンから進発した友軍がこの地に到着するまで、各員今現在の持ち場を死守せよ!
限界ギリギリのレサスの紳士淑女達に、栄えあるオーレリア陸軍の底力を見せつけてやれ!
そして、奪われた首都を、家族を、各々の大切な者を取り戻そう!以上だ!」
・・・ってね。
今思うとアジ演説だけど、あの時は全身が震え上がったよ。

それから程なくして海軍のAEWと連絡が取れて、補給作戦の立案が大急ぎで行われた。
けど、そこで一つ問題が起こった。
私の塹壕の直ぐ側、私たちが203高地って呼んでいた場所に、レサスの空挺部隊が降下してきて、そこを占拠したんだ。
しかも、203高地からは補給物資の降下地点が丸見えで、このままじゃせっかくの作戦が台無しになるのは目に見えていた。
そこで、HQは203高地の攻略の命令を、私たちの中隊、オハネ隊に下した。

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(やよい視点)
[スタンド・キャニオン/オーレリア陸軍第5師団 第052歩兵連隊 第0521大隊 O中隊 O22小隊陣地]
[2020年/10月20日/1515時]

「全員揃っているな。ブリーフィングを始める」
O22小隊を率いる小隊長はそう言って、足下に周辺の地図を広げる。
「時間がないから手短に行くぞ。パターソンを奪い返した味方が、俺たちの救援に向かっている。段取りとしては、空軍と海軍が制空権を奪い、その後にCASがスタート」
地図上にコインを載せ、それを谷を囲む敵の印の上に滑らせる。
「その後に味方の輸送機が補給物資を投下。補給完了後、救援の第7師団と呼応して包囲を突破する予定だが――まずいことになった。203高地が敵の空挺に奪われた」
ペンで高地を囲み、中隊長は続ける。
「戦力自体は軽装備の1個中隊に満たないが、あそこからは投下地点が丸見えだ。着弾観測をやられたら、補給計画は完全に破綻する。そうなる前に、中隊総員で203高地を攻略する」
「――あの、空爆か砲撃で叩けないんですか」
一際小さな影――隊で唯一の女性兵士である高槻やよいが、不安そうにG36小銃を抱えて呟く。
「どちらも余力が無いとのことだ。だが、隣の260高地のI小隊(戦車小隊)と、大隊が麓から援護する」
砲声が轟き、小隊長は一度言葉を切る。
「敵襲?」
「あぁ。敵もギリギリなんだ。モタモタしてたら二重包囲を食らいかねないからな」
地図を畳み、一同を見渡して小隊長は続ける。
「俺たちが失敗すれば、ここの味方は全滅だ。なんとしても203高地を奪い返すぞ」

(やよい視点)
[スタンド・キャニオン/203高地麓/第0521大隊陣地]
[2020年/10月20日/1530時]
フリーフィングから十分ほどして、私たちオハネ中隊は、203高地の袂に布陣する大隊の陣地で、作戦開始を待っていました。
「ケガですか?」
唐突に、隊でも最も古参の兵士が話しかけてくる。
「いや、ずっと脇腹に手を当てていたので・・・本当に大丈夫ですか?」
「大丈夫です!」
答えると共に、砲声が谷間に木霊する。
空を見上げると、沢山の流れ星――大気との摩擦で燃える砲弾が、防御陣地の向こう側、押し寄せてくる敵の主力に向けて飛んでいくのが見えました。
どうみても、カタログスペックを越えるペースの無茶な砲撃。
「敵の総攻撃が始まったんだ」
隣にいる、顔も名前も知らない人がぼやくように言いました。
「第7師団が着く前に、俺たちを蹂躙するつもりだ」
それを遮るように、右手の高地から発砲炎があがり、一瞬遅れて全身を揺らす砲声が響く。
主力戦車(ルクレール)の120mm滑腔砲の砲声。それに次いで、大隊が有するグレネードの発射音に、各分隊のMINIMI(分隊支援火器≒機関銃)の発射音が続き、目指す山頂に無数の砲弾や弾丸が浴びせられる。
「行くぞオハネ中隊総員、前へ!」

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(エイミー視点)
グリフィス隊の事も聴きたい?
グリフィス・・・あぁ、南十字星のことか。その事も良く覚えているよ。
私は陸軍の人間だから、パイロットの事はよく分からないし、機影を実際に観たこともないよ。
私が知っている「彼女達」は、全部無線を通じたそれなんだけど・・・それでもいい?問題ない。じゃいいか。
初めて彼女たちの事を聴いたのは、さっきも話した203高地攻略戦でだった。
私の隊はその時、山頂からの銃撃で、斜面の岩陰に貼り付けられていた。
タイムスケジュールは乱れに乱れ、正直、死ぬのを覚悟したよ。
CAS(近接航空支援)の要請は何度もしたけど、空軍はレサスの戦闘機の対応で精一杯で、私たちの支援まで手が回らなかったみたいだった。
AWACSの管制官の声に混ざって、パイロット達の必死な声が聞こえてきてね、その中に、彼女達に関するモノがあったよ。
「お前らはエースだろ?」、「さっさと敵を落とせ」、エトセトラ、エトセトラ。散々な言われようだったよ。正直、あの時は本気でやばいと思ったね。

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(雪歩視点)
[スタンド・キャニオン上空/15000ft]
[2020年/10月20日/1530時]

『W-17塹壕線――西側の陣地が突破されました!ミルバス1、CASの要請が出ています。向かえますか?』
無線越しに、遙か後方のAWACSに乗る小鳥の声が響く。
『Negative!(無茶言うな!)敵機から逃げるので手一杯だ!』
「これじゃ・・・」
操縦桿を握りしめて、後に回り込もうとする敵機を睨み付けたまま、雪歩は呟く。
私たちが作戦空域に突入した時には、既に空域は敵味方双方、殴り合いの出来るくらいの近接航空戦を展開していました。
航空機の数は、双方ともほぼ互角。けど、敵はほぼ全てが対空戦装備の戦闘機なのに対して、私たちは爆弾や対地ミサイルを抱えた攻撃機が半数を占めていて、空中戦では押され気味でした。

『グリフィス1はミルバスの援護に回ってください』
『了解!』
千早さんは答えると同時に上昇。
私もそれについて高度を上げます。
けど、残弾ももうすこしだけ。
このままじゃ・・・!
耳障りなアラートが鳴り響き、レーダーにミサイルのアイコンが浮かぶ。
「千早さん!後!」
「――!」

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(やよい視点)
[スタンド・キャニオン/203高地斜面]
[同時刻]

「中隊長戦死!」
銃声に混じって、小隊長の声が物陰に響く。
既に中隊は3分の1にまですり減らされ、残る兵員も、こうして斜面の岩陰に貼り付けられている。
「総員着剣!突撃用意!」
小隊長改め中隊長の罵声が物陰に響き、全員が腰に下げていた銃剣をG36の先端に装着する。
私もそれを見て、震える手で何とかG36小銃の先端に銃剣を取り付ける。
この状況で銃剣突撃なんて、それが馬鹿なことだというのは、誰もがわかってる。
けれど、悠長に銃撃戦をするだけの弾も、時間も無いのも。
ここでこの高地を落とせなきゃ、今度こそ終わり。
今日になってから嫌と言うほど聴いた鈍い飛翔音と、全身を振るわす重たい着弾音。
最後の弾薬をすり減らして、焼けた砲身にもかかわらず、150㎜自走砲が支援砲撃を再開。更にI小隊も、自らの位置が暴露するのも構わず砲撃を再開する。
みんなが死に急いでいる。そんな感じ。
「俺に続け!総員突撃!突撃!」
最後の砲弾が上げた土埃が収まらぬ内に、中隊長は物陰から飛び出し、山頂に向けて駆け出す。周囲に潜んでいた味方が意味を成さぬ雄叫びを上げてそれに続き、土埃の向こうへと消えてゆく。
気づけば私も、G36を構えて駆けだしていた。

ここでPart2終了。以下Part3
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(春香視点)
[パターソン/パターソン空港搭乗員用宿舎/春香の個室]
[2020年/10月20日/1545時]

「―――」
暗く汗くさい部屋で、雨と風の音をBGMに、春香はうずくまっていた。
「酷い部屋ね。思春期の少年が見たら、現実との差異故に絶望しかねないわね」
いつの間に部屋に入ったのか、聞き慣れた声で話しかけられる。
顔を上げると、そこには“私”が居た。
「あぁ、そのままでいいわよ――っと」
“私”は倒れていたパイプイスを起こすと、そこに腰掛けて、真っ直ぐと私を見据える。
「さて、これからどうするつもり?このままずーっと逃げるの?・・・・いや」
「逃げるというのは不適切ね。自発的かどうかはさておき、逃げるというのも行動の一つであるから」
腕を組み、“私”は言葉を連ねる。
「けど、貴女は何もしていない」
「貴女は何様?少女漫画の悲劇のヒロイン?王子様の助けを待つお姫様?」
「もしもそうだとしたら、ずっとそうしていなさい。気の済むまで、ずっとね」
叶うわけ無い
そう言いたげな口調で、“私”は言う。

この辺未定、春香と閣下のやり取り

「あぁそうそう。貴女は気付いてないだろうから、気付かせてあげる」
「聞こえてくるでしょ?」
いつの間にか、天井のスピーカーから音声が流れていた。
ノイズの酷い、聞き慣れた航空無線だ。
『ミルバス4!後だ、右に避けろ!』
『畜生!爆弾抱えたままで空戦かよ!』
『ニノックス5が落とされた。パラシュートを確認』
ミルバスは海軍航空隊。ニノックスはフランカーとフルクラムの部隊だ。

雑音が入り、無線が切り替わる。

『隣の小隊が消し飛んだ!こっちの支援砲撃はどうなってんだ?!』
『陣地が空爆でやられた!・・・畜生、これじゃレサスの奴らに負けちまうぞ・・・』

再び雑音が入り、今時は聞き慣れた声が飛び込む。

『グリフィス1、フォックス2!』
『撃墜確認、千早さんが1機・・・後に敵機です!』
『わかってる。降下して振り切る』

正直、嫌気がさしていた。
今この瞬間の雰囲気も。
こんな事で開き直る自分自身にも。

気が付くと、扉を押し開け、長い廊下を駆けていた。
ずっと同じ体制だったからか、硬直している全身の筋肉を酷使して、装具がある更衣室へと駆け込む。
自分のロッカーを開き、装備が括り付けられたベストを羽織り、拳銃のスライドを引いて初弾を込めて、脇の下のホルスターに収める。
かしゃんっ、という金属音と、妙に冷えた強化プラスチックの感触が心地よい。
「本当に単純なのね、正直呆れたわ」
腕を組み、入り口にもたれ掛かった“私”が言い放つ。
「好きに言えば?私は私だから」
「その単純な思考回路が羨ましい」
「自分は頭が良いって言いたいの?」
「私の――」
「――私の何が判るの?」
「好きにしなさい」
少しの沈黙の後、降参だ、とでも言いたげな表情で、“私”は私に道を譲る。
「しっかりと考えろ、そして動け。貴女だけじゃなくて、私の問題でもあるんだから」
“私”の声を背に受け、私は格納庫へと駆け出す。


「やっときたか」
機体の正面で仁王立ちしていた小川整備班長が、こっちに歩きながら声をかけてくる。その周囲には、たむろしている整備員達。
「エンジンをF16のに積み替えたから、推力が少し落ちてるけど、ACMには問題ないはず。燃料は機内がフルに、増槽一発。経済巡航をキープすれば、作戦空域の手前で増槽は空になるはず。武装はサイドワインダーが4発に、クァーム(QAAM)が4発、それと機銃がフル」
「私たちが出来ることは全て完了。後は飛ぶだけだ」
「はい」
「良い顔つきになったね、ほら、速く行ってきな」
そう言って、小川は春香の背中を軽く叩き、タラップへと向かわせる。
「扉空けろ!車輪止めはずぜ!モタモタしてるヤツは引っぱたくよ!」
良く通る声が格納庫に響き、たむろしていた整備員達が一斉に動き出す。
ミサイルのセイフティピンが次々と外され、主脚と前脚の車輪止めが取り払われる。
油圧式のキャノピーが閉じられるより早くタラップが外され、整備員達が安全エリアへと退避していく。
『機外全てヨシ(Out AOK)。ジャック抜くよ』
「はい。あの・・・小川さん」
『ん?』
「本当に、ありがとうございます」
『――本当に、良い顔してるよ。今の貴女は。ジャック抜く。グッドラック』
右手の親指を上げ、小川さんは退避エリアまで走る。
周辺に整備員が居ないのを確認して、JFSを起動。増槽の燃料がエンジンに注がれ、順調に回転数が上がっていく。
次いで電源を得た機載コンピューターが目覚め、FCSや航法支援機器が立ち上がる。
それらに自己診断を命じ、操縦桿を握って各動翼の動作確認――問題なし、全系統異常なし。
「プリフライトチェック終了」
『了解。滑走路までは私たちが誘導する。ついてきて』
装甲シャッターの重苦しいモーター音と、吹き込む風雨の騒音をかき消し、テラジ社製のエンジンが咆哮を上げる。
ブレーキをゆるめ、豪雨で真っ暗な中を整備員の1人が振る発光バトンを頼りに、格納庫から誘導路へと進む。
『タワーよりタキシー中のF2へ。滑走路への進入を許可した覚えはない。直ちに停止――おい誰だ?何をする!』
何か言い争う声が聞こえ、それを制して、聞き慣れた声――律子の声が無線から流れる。
『タワーよりグリフィス3。RW27からの離陸を許可。風は050より3kt。雲量9。復唱、デパーチャーへの連絡は必要なし。離陸後は高度24で280へ向かい、クラックスの指揮下に入って。TWR Over GoodLuck』
「グリフィス3、了解。いきます」
スロットルを叩き込み、アフターバーナーに点火。強化コンクリートを焦がしながら離陸滑走を開始――?!
「誘導灯が消されてく?!」
管制塔の要員が操作したのか、滑走路上の道しるべであるライトや、基地内全ての照明が次々と消され、瞬く間に周囲が闇に包まれていく。
『大丈夫、もうコースに乗ってる。そのまま加速して!』
無線越しに律子に励まされ、じれったいほどにゆっくりと上昇する速度表示を睨み付け、歯を食いしばって滑走を続ける。
V1(離陸決定速度)、そしてV2(安全離陸速度)を経て、VR、“やり直せない”速度に達すると共に操縦桿を引く。
滑走路の明かりが全て消えると共に、F2は離陸。轟音と衝撃波だけを残して雲の向こうへと消える。

「・・・いったい何のつもりだ!これは明確な軍紀違反であ・・・り・・・ます」
律子の懐から空軍幕僚長のIDが引き出されるにつれ、管制官の抗議が小さくなる。
「そうね。無断離陸なんて明確な軍紀違反。このままでは、パイロットは勿論、貴方達管制官の処分は確実ね」
「わかっているならなぜ・・・でありますか!」
管制塔を見渡し、全員の視線が集まったところで続ける。
「判らない人ね。軍紀違反の罪で軍法会議にかけられたくなければ、今すぐフライトプランを作成しなさい。これは、空軍幕僚長からの極秘、かつ最優先の命令よ」
「ですがしかし・・・」
「少尉!命令と言ったのが聞こえなかったの?!直ちにフライトプランを作成しなさい!」
管制官が今にもコンソールに殴りかかりそうな剣幕でキーボードを叩き、フライトプランを作成するのを見下し、律子は視線を、春香が飛び去った方へと転ずる。
(まったく、世話が焼けるんだから――ここまでしてあげたんだから、しっかり働きなさいよ)

Part3終了。

2009年です。

あけおめことよろです。

昨年中は大変お世話になりました。
動画もブログも更新が遅いにもかかわらず、コメを下さった方には本当に感謝です。

さて今年の目標。

・動画の月1更新
・ブログは3日に1回は更新
・大学を4年で卒業する

こんなとこですかね。
ではでは

何で授業がないのに大学に行かなきゃならんのか



新作でつ。

次は今月中にはできるかなと。

いや、進んではいますよ?

架空戦記スレで、Pについて色々と言われていたので、近況報告。
続ける気はあります、シナリオもある程度は書けてます。
大学が始まったので更新ペースは落ちますが、完結するまでは、最悪でも月1くらいのペースで続けていくつもりです。

うん

こんな事書いても自己満足でしかないってのは判ってますけど

でも、なんの行動も起こさないよりはいいかなと
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