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第3話と何か外伝的なモノ。



第3話です。
でもってキーボードを叩いてたら出来た外伝的なモノ。時間があれば動画化するかもです。
元ネタは旧陸軍の戦車第11連隊の話ですが、戦車の文字が「士魂」じゃないのは演出と言うことで一つ。
・・・旧陸軍ファンの人ごめんなさい


「曹長殿」
泥まみれになってAMX10Cの足回りを掃除しつつ、操縦手が砲手に問いかける。
「不平不満以外なら聴いてやる。なんだ?」
「・・・いや、さっきから砲身にまたがって何してるんですか?」
「あぁこれか?撃破マークだよ。ベルカ戦争の時に、捕虜がレオパルドにペイントしてたのを受け継いだ」
「――それてパクり」
「黙れ」
「――はい」

---------

「そうだ、曹長殿、白いペンキってありますか?」
「あぁ・・・ほれ。どうする気だ?」
「いや、ちょーっと良いことを思いつきまして」
「どうせロクでもないことだろ?」
「いやいやいや、良いから早く貸してくださいって」

---------

「たっだいまー」
「お帰りなさい。中隊長殿」
「お疲れ様です」
「うん――で、二人して何してるの?」
「――だそうだ。何してる?」
「いや、この前ノースポイントのPMC(民間軍事企業≒傭兵企業)の連中と話したら、中隊長の話になりまして、んで、良いこと聞いたんで実践してみようかなと」
「良いこと?」
「はい、こいつです!」

つ「誠」

「・・・漢字か?しかし汚い字だな」
「向こうの言葉で中隊長の名前を書くとこうなるそうで。ほら、戦闘機の連中だって自分の名前やらマークやら好き勝手やってるじゃないですか。だから我々も--って、あの、中隊長、頭抱えてどうしたんですか?」
「・・・ごめん、それ微妙に違うんだ――」
「――ぇ?」
「ほんとはさ――こう書くんだ」

つ「真」

「・・・マジっすか?――ぁ、ぃゃ、申し訳ありません!」
「――アホ」
「いいよいいよ。気にしてないし、それにこれって、名誉の証でもあるし」
「――興味深い話ですな。良かったら聴かせて頂けますか?」
「前の大戦が終わった直後、ノースポイントの北方で上陸戦があったんだ」
「終戦宣言の後だったから、ノースポイントの部隊は大混乱。上陸した敵は順調に橋頭堡を確保しつつあった」
「そんな時に、このマークを付けた部隊――第11戦車連隊だったかな?その部隊が単独で海岸に切り込んで、上陸部隊を蹂躙して」
「損害は小さくなかったけど、その部隊のお陰で、ノースポイントは護られたって話だよ」
「へぇー・・・凄いマークだったんですね」
「博識ですな――お前とは天地ほどの差があるな」
「――兵曹殿・・・お願いですから俺のテンションゲージをこれ以上下げないでくださいよ・・・中隊長殿も何か」
「さて、それじゃいこっか」
「ガン無視?!」
「出撃ですか?」
「うん。スタンドキャニオンで孤立してる味方の解囲作戦が決定されて、ボク達はその先鋒に決まった」
「――ついに反撃ですか」
「うん。これから忙しくなるよ」
「でしょうな――まぁ、名誉のマークを刻んだこいつと、中隊長殿の腕なら、問題ないでしょう」
「そうだね――それじゃ、総員乗車!とりあえず補給所まで前進用意」
「了解です」
「――了解です・・・俺の立場って・・・」
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